介護士の中でもメイクセラピストの資格を取得し、介護現場で活かそうという高い意識を持つ人が増えています。
メイクセラピストになるためには、メイクアップ技法の習得と合わせて、心理学的なアプローチを学ぶためのメイクセラピー検定を受験し、合格する必要があります。
メイクセラピー検定は3級から1級、そして特級があり、2級までは特段の受験資格が設定されていないので誰でも受験可能です。
特に、3級は在宅筆記試験を通年で受験することができるため、メイクセラピーを新たに業務に取り入れようとする介護士でも気軽に受験することができます。
また、メイクセラピストになるためには、メイクアップ技法と心理カウンセリングの知識が必要です。
特に、介護現場では要介護者に対してメイクを施すことになるため、いつもの表情の印象を変え、コミュニケーションを取りながら気持ちをリラックスさせる高いスキルが要求されます。
美容学校を出た経験を持つメイクセラピストのほうが有利です。
しかし、近頃は介護の現場で広くメイクセラピーが求められるようになり、メイクセラピストの資格を取得する介護士も増えています。
個人的にメイクが好きで、メイクの力を借りて要介護者を元気づけたり、自信を持たせたいという考えの介護士が増え、この資格が介護現場でも高い注目を集めるようになりました。
このように、メイクセラピストになるためには、メイクセラピー検定に合格することが突破口となるのです。